映画監督で脚本家でもある園子温監督。
2011年10月23日に自らが監督した映画「冷たい熱帯魚」や「恋の罪」に出演した神楽坂恵さんと婚約し、2011年11月11日に入籍しました。
そこで今回はそんな2人の馴れ初めや子供、園子温監督の現在についてご紹介していきます。
園子温と神楽坂恵の馴れ初めは?

まずは、園子温監督と神楽坂恵さんの馴れ初めについてご紹介していきます。
2人の出会いは2009年で園子温監督が友人に誘われて下北沢のバーに行った時、たまたまそこに神楽坂恵さんがいたことでした。
そこで園子温監督が神楽坂恵さんに一目惚れし、連絡先を交換し園子温監督が猛アタックしたとのこと。
そして、神楽坂恵さんに
自分が監督している映画に是非とも出て欲しい
と伝えていたそうです。
しかし、神楽坂恵さんは年齢差が20歳もある園子温監督に対しかなり警戒心を抱いていたとのこと。
ですが、園子温監督も猛アタックに徐々に心を開き映画「冷たい熱帯魚」への出演を決意。

2人の交際が始まったのは撮影の直前からだったと言います。
ちなみに当時、園子温監督は50歳、神楽坂恵さんが30歳。
その後、神楽坂恵さんは「地獄でなぜ悪い」や「恋の罪」など園子温監督の作品に出演。
しかし、園子温監督は学生時代からずっと貧乏な生活を送っており、文化庁新進芸術家在外研修員として、アメリカに行った際もサンフランシスコでホームレスを経験。
41歳までトイレ・風呂なし4畳半の月15,000円~20,000円の家に住んでいたそうですよ!
結局、45歳か46歳になるまでご飯が食べれなかったそうで、交際期間どころか結婚後もしばらくは貧乏だったとのこと。
当時の生活について2人は
園子温:同棲していたけど、お金がなくて電気も止まっているくらいだった。
神楽坂恵:そう!
園子温:ガスは止まってなかったと思うけど、とにかく貧乏だった。そこからある意味、夫婦で成り上がってきたね。
神楽坂恵:たしかに「成り上がり」(笑)
引用元:文春
そんな貧乏の中でも2人はずっと離婚せずにやってこれたのはお互いに信頼関係があったからのことでしょうね。
そして、園子温監督が神楽坂恵さんに行ったプロポーズがロマンチックだと話題になったことがありました。
園子温監督はハリウッド映画「リトル・ロマンス」のラストシーンで主人公がベネチアのゴンドラの上で夕暮れの鐘が鳴るあかキスをして永遠を誓うをやりたいと思っていたとのこと。
さすが、発想が映画監督ですよね!
園子温:なんとかスケジュールどおりにゴンドラに乗って、うまく教会の鐘が鳴るようなタイミングにして…で、指輪のケースを取り出してパッと彼女の目の前で開けたら、指輪がなかった!
「落としたんかぁ~!?」って焦ったら、ケースを裏返しにして開けてた(笑う)
神楽坂恵:ふたの側に指輪がついてて
園子温:そしたら彼女がポロポロ泣き出して。大成功ですよ。上下間違えた以外は
神楽坂恵:もうびっくりして。そんなにいろいろ計画するタイプと思わなかったから、ロマンチックだなぁと。この間も私の誕生日にサプライズでケーキを買ってきてくれたんだよね。でも、台所の扉がすこ~し開いてて…
園子温:奥でコソコソとロウソクに火を付けるのが丸見えだった(笑)
引用元:週刊朝日
そして、神楽坂恵さんが20歳もの差がある園子温監督との結婚を決めたのは
相手のことを考え、まっすぐに愛を伝えるところのギャップに惹かれた
と語っていました。
このように、園子温監督はロマンチックなことが好きなようですが、少し抜けている部分がまた可愛いですよね!
結婚後2人は、夫婦2人だけの事務所を設立。
その名も映画製作会社「シオンプロダクション」。
立ち上げ当初は女優業の傍ら神楽坂恵さんが事務全般を担当していたそうです。
映画の主演を務めながらの事務作業だったので、相当ハードだったと振り返っています。
園子温と神楽坂恵に子供は?

20歳の年齢差がある2人ですが、2019年に女の子が生まれています。
当時、神楽坂恵さんが37歳、園子温監督が57歳という高齢出産でした。
しかも、出産の2日後に園子温さんは心筋梗塞を発症し、一時期重体に陥りました。
病院に運ばれて間もなく、心肺停止したらしいです。後から聞いた話では1分間ぐらい死んでいたみたい。たぶんその時だと思うけど、黄泉の国というのかな、ものすごくきれいな星空のような中にいて、最高に気持ちいい体験をしました。もう少し病院が遠かったら、あのまま死んでいたのかもしれません。
あの日は、子供が生まれて2日後でした。妻はまだ入院中で家に1人だったので、暇すぎて居酒屋へ行ったんです。深夜3時くらいまで飲んで帰宅し、起きたらもう夕方。
引用元:日刊ゲンダイ
幸せの絶頂だった時期だと思うのですが、夫のそのような話を聞かされた神楽坂恵さんは気が気じゃなかったでしょうね…
その後、2週間程度で退院できたようなので、本当に良かったです。
2022年12月現在、子供はまだ3歳ということなので、健康には気をつけて過ごして欲しいと思います。
園子温の性加害後の現在は?

20歳年下の奥さんと結婚し、子供も生まれ順風満帆な生活を想われていた園子温監督ですが、2022年に性加害報道が…

週刊誌によると
俺とヤッたら仕事をやる
と豪語していたとか!?
園子温監督の映画出演が決まった女優を事務所に呼び出し、性行為を迫っていたというのですから、びっくりですよね!
ただ、この性加害は業界内では有名だったとも言われており、昔からそういう人だから誰も驚かないという話もありました。
園子温監督は45歳を超えてから映画賞を受賞するなど、売れ初めたということなので、そんな監督の映画に出演したいという女優さんも多かったのでしょう。
だからこそ、園子温監督が調子に乗ってしまったということもあるかもしれません。
しかし、この報道を受け園子温監督は、週刊誌報道の記事については事実と違う点が多いということで、法的措置を取ると発言。
ですが、複数の女優が告発しているということなので、実際に性加害はあったという見方が多いようです。
その後も作品をいくつか公開させていた園子温監督ですが、報道受け評判は急降下。
そんな中、2022年11月には別名義を名乗って作品を作成しているという情報が…
その作品は2022年12月20日から単独上映している「もしかして、ヒューヒュー」。

この映画で脚本を務めている「山本孝之」なる人物が、園子温本人だというのです。
現在も事務所の社長を務めている神楽坂恵さんにこの件について直撃すると
原案を園子温が作成し、それをもとに関係者が完成させたということ自体は事実です。また、この作品の脚本として紹介している山本孝之という人物が、園子温であることは事実です。
と回答。
これを受け、SNS上では「姑息」だという声が続出。
ファンにとっては性加害報道について全てを明らかにした上で、正面きって復帰して欲しかったというところが正直なところではないでしょうか。
ということで、現在も映画作成に携わっていると思われる園子温監督ですが、以前のように堂々とは出てこられない状態のようですね…
まとめ

今回は、園子温監督と神楽坂恵さんの馴れ初めや子供、園子温監督の現在についてご紹介してきました。
20歳の年の差婚として話題になり、子供も生まれた2人ですが、園子温監督が起こした性加害報道により、現在は公に出てくるのが難しい状況のようです。
数あるヒット作品を生み出してきた園子温監督なので、ファンの方も言っているように真実をしっかり明かし、堂々と映画界に戻ってきて欲しいですよね。